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4.対策方法とは?
a.計画・設計時の注意点
(健康に配慮した建材の使用)
シックハウス症候群の原因となる化学物質を含まない健康的な建材を使用することです。設計者、施工者に、自分が健康志向であることをはっきりと告げ一緒に勉強して、取り組んでいく必要があります。 コストを安くする為に安い建材等を使うと、後で後悔することになるので、十分な計画・設計を行いましょう。
(設計時の計画換気に注意) 計画換気とは、どこから外気を取り入れてどこから排気するのか、この経路をはっきりさせるということです。 人間一人当たりに必要な新鮮な空気は1時間に20〜30m3ですので、この量の換気ができる空気の流れをどのようにつくり出すか?設計時にしっかりと計画しておくことが重要です。
b.施工時の注意点
設計時に、せっかくホルムアルデヒドなどの化学物質含有量が少ない建材を指定しているのに、接着剤を塗ってしまったりする事が多々あります。このようなことが起こってしまっては、計画・設計時に注意したことが無意味になってしまいます。
また、内装が終わってからでは、中に隠れている建材を確認することはほとんど不可能ですので、施工管理はとても重要です。
化学物質を使用した建材は工場で生産されてから含んでいる化学物質を発散し始めますので、工程上可能な範囲で外気にさらしておくことも、必要で望ましいことです。
c.施工中の環境管理の注意点
これまでの話では住んでからの症状について整理してきましたが、住宅が完成する前の施工中についても作業している人の健康管理も大切です。また、施工中に本来は無害な建材へ原因物質が吸着することをなどにも注意が必要であるので、施工中は窓やドアーを開放して通風や換気に配慮した方が良いでしょう。
d.クリーニング時の注意点
新築の引渡しの前に住宅全体をクリーニングしますが、そのクリーニングに使用する洗剤やワックスには十分注意が必要です。
特にワックスには、化学物質を含んでいるものが多いようなので、事前に化学物質を含まないものを使用するように、業者の方に一言伝えておいたほうが良いでしょう。
e.新築・改装完成後の注意点
(ベイクアウトする)
ベイクアウトとは、室温を30〜40度程度に上昇させ、換気扇で外部に排出することです。
住宅で使用されている化学物質を含んでいる建材の多くは揮発性です。これを利用して意図的に室温を上げ、人体に有害な化学物質等を放散を促進させる方法です。原理的には効果があると考えられます。
しかし厳密には、表面には効果がありますが建材の内部にはあまり効果が得られないかもしれません。新築特有の臭いはある程度除去することは出来ますので、やらないよりは実行したほうがよいと考えています。
(あせらず養生期間をおいてから)
新築が完成したら早く入居したい気持ちは良くわかります。しかし、建材の表面や、塗装面から多量の化学物質の濃度が高い状態になることがありますので、完成後最低でもせめて2週間、出来れば1ヶ月位養生(通風や換気をすること)をしてから入居をお勧めします。
(入居する前に測定してみよう)
公的機関や大学などに依頼して入居する前に室内の化学物質濃度を測定する事も出来ます。
それなりに費用は掛かるそうですが、将来のことを考えれば、やっておいたほうが良いと思います。厚生労働省の基準を上回っていたら、入居を延期したり、何らかの対策を行いガイドラインの数値以下に下げることができ、施工者も施主も安心して生活がスタートできます。
f.建築後やマンションでの対策
家を建ててしまった後や、マンションでも、木炭などの炭を、床下に「敷炭」したり、部屋の隅に「置炭」することによりシックハウス症候群を防ぐ事が可能です。
その木炭の効果とは、
(1)体に有害な化学物質を吸着する。 |
(2)湿気を調節作用する。 |
(3)嫌な臭いを消す。 |
(4)有害電磁波を遮断する。 |
(5)空気を浄化しマイナスイオンを供給する。 |
(6)炭から放出される遠赤外線により温熱効果がある。 |
(7)陽性エネルギーが人を元気にする。 |
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