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バリアフリー住宅について
3.バリアフリー住宅計画・設計のアドバイス
ここでは、実際にバリアフリー住宅を設計・計画する際に、考慮したほうが良い項目をアドバイスとしてまとめてみました。
a.間取りの工夫
b.自然採光をたくさん取り入れよう
c.照明設備の工夫
d.安全確保の工夫
e.使い勝手の工夫
f.室内温度調節の工夫
g.あると便利な住宅資材
h.寝室の配置の工夫
i.トイレの配置の工夫
j.和室がよいか?洋室がよいか?
k.夫婦別室にする
l.最小限度の福祉機器を準備しよう

 

a.間取りの工夫
トイレは高齢者の居室からあまり遠くならない位置に配置し、夜間でもすぐに利用できるようにする。余裕があれば各階に設置されていれば使いやすくなります。

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b.自然採光をたくさん取り入れよう
冬の暖かさや室内の雰囲気を明るくするために、日当たりを考慮します。

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c.照明設備の工夫
60歳代の人は、20歳代の人の3.2倍の明るさが必要といわれています。残照式照明や足元灯などの利用も有効です。また、スイッチなどは大型の蛍スイッチがよいでしょう。

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d.安全確保の工夫
  1. 出隅などの角はできるだけ面取りをして尖った部分を無くす。
  2. 車椅子等の利用やつまずきを未然に防ぐ事を考慮して、緩やかな勾配にする。
  3. 階段は勾配を緩くし、手すりを設置します。踊り場を設け、足元灯を設置します。
  4. 浴室は、床段差を無くすとともに、安全に配慮したノンスリップ床、手すり、腰掛け等を考慮する。
  5. 緊急ブザー(トイレ、浴室、個室)、防災カーテン・カーペット・壁紙、不燃材・畳なども考慮する。

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e.使い勝手の工夫
  1. 車椅子を利用の場合は、廊下やサニタリーなどに車椅子が回転できるスペース確保する(1.5m四方)。
  2. 床段差の解消、通路幅は85cm以上が必要です。
  3. ドアは引き戸が有効です。開きドアの場合は、レバー式の ドア・ハンドル等を考慮する。
  4. 高さ調整が出来る設備機器の考慮。
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f.室内温度
ヒートショック(温度差のショック)を和らげるために、家中の温度差をできるだけ一定に保つ工夫をします。
バリアフリーに配慮した住宅は、高齢者だけでなく、子供にとっても、安全で住みやすい住宅です。
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g.あると便利な住宅資材
  1. 車椅子が楽に通れる三枚引き玄関引き戸
  2. 緊急救出機構付き浴室ドア
  3. 電動式シャッター雨戸
  4. 照明用リモコン、センサー付き廊下灯
  5. ホームエレベーター
  6. コードレス・インターホン
  7. 高さ調整式シャワー
  8. 暖房乾燥機能付き浴室

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h.寝室の配置の工夫
寝室を最優先させるかどうかは、要望や高齢者の身体的状態と併せて考えねばならないが、東南方向が理想です。
東南方向じゃない場合でも、自然光を取り入れたる事が大事。太陽光は、明るさや暖かさのほか殺菌力や除湿効果もあります。一晩過ごした寝室は、湿気・臭気がこもっていて、最近の住宅では、隙間風による自然換気が期待できないので、風通しのよい配置と換気の計画が重要です。

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i.トイレの配置の工夫
寝室は、トイレに近いといいが、寒い廊下や玄関を通る必要のない配置が良いと思います。
また、寝室は他室からは寝室の様子が分かる程度に独立性を保つことが望ましく、頼みごとがすぐに伝えられたり、寂しさや疎外感を感じなくてもいいような配置をすることによって、家族が付きっ切りで寝室にいなくても良くなる場合があります。

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j.和室がよいか?洋室がよいか?
身体機能の衰えがはっきりしていたり、介助が必要であれば洋室。布団や和室を使い慣れていれば、和室も考えられます。
基本的には、和室でも専用寝室として独立しているのが良く、さらに和室でも洋室でも、ベランダかそれに代わる寝具を干すための工夫などがあると良いです。
一般的にはベッドの方が介護しやすいと思われていますが、四つ這いで移動できる人には布団が良いとも考えられます。
また、長年布団で生活していた人の場合、ベッドにしたとたん眠れなくなったり、痴呆が出てしまったという例もあります。
布団は健康であればすぐに片付けられるし、その片付ける動作が運動にもなる事も考えられ、日常生活がリハビリになる場合もあります。
一方ベッドは、万年床になりやすく、寝たきりに移行しやすい欠点がありますが、立上がりや介護が楽な点で床から離れやすく、寝たきりを防ぐ可能性があるという相反する性格をもっています。
人の足音が伝わりにくい、寝具が湿りにくい、床から離れているので埃を吸わず衛生的である、といったメリットもあります。
ベッドにする場合の介護やベッドメーキングを考えると3方向に空間があることが望ましいです。機能低下が進んだ時は、介護支援ベッドを使用すると良いが、ベッドの長さが2000mm以上のものもがほとんどなので高齢者の状態やベッドの配置なども十分に検討する必要があります。
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k.夫婦別室にする
就寝時間や起床時間の違いなど生活サイクルが、長年の生活のなかで変化してくるケースがあります。
また、酒気、いびき、夜中のトイレへの出入りや電気の点滅、足音などは相手の安眠を妨げ、お互いに気を使うことになってしまい、ストレスがたまります。
そのため、一方が介助するような場合を除き、面積に余裕があるなら別室のほうが良いでしょう。
仮に、通常は同室でも、隣に予備の部屋があれば、一時的に介護が必要なときに介護者が泊まったり、あるいは配偶者が隣室に移るなどの対応ができて有効であると考えられます。

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l.最小限度の福祉機器を準備しよう
部屋の移動を安全にする為の設備としては、手すりの設置が一般的です。
縦移動と横移動があるので、立ち上がる位置にはL型手すりがあるとよい。掘りやすく滑らない材質がよいのは、ほかの部位の手すりと同様です。
天井に移動用のレールを取り付けることも考えられます。構造上、後からの設置は難しいケースが多いのですが、当面必要がないようなら先走って取り付けることは必要ないと思います。機器に頼りすぎてもいけないし、高齢者のプライドを傷付けることもあるので注意しましょう。
あくまでも自力移動を補助するという考えの方が良いと思います。

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